2017年に注目されていた教育IT系ニュースのまとめ記事を紹介
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はじめに
この記事を参考に、一部の情報を抜粋。
気になる情報は、是非会員登録した上で参照されたい。
- 東京女子大学は「スチールドア付き学生寮で快適無線LAN」をどう実現したのか
- iPad活用校、聖望学園中学校で“謎の無線LANトラブル”を招いた「DFS障害」とは?
- 「デジタルホワイトボード」が突如として“要注目製品”となったこれだけの理由
- 「パスワード」はなぜ漏えいし、破られてしまうのか?
- 「プログラミング教育」を一般教科にどう盛り込むか? 前原小学校の実践から探る
- 「iPad」の貸与で1人1台タブレットを実現、福生市教育委員会はなぜ成功したのか
- タブレットの可能性を引き出す“一押しアプリ”とは? 教育ITの先駆者が披露
- 「Windows 10 S」はChromebookから“学校一押しデバイス”の座を奪うか?
- “究極の個別指導”「アダプティブラーニング」は学校に役立つのか? 教育者が議論
- 予算がなくても最低限やってほしい、学校のセキュリティ対策「3つのポイント」
最も注目されていた、校内無線ネットワークの構築
元記事にも記載されているが、1,2位にネットワーク関連の記事が挙がっているのは特徴的だ。
このサイトの閲覧者の層が、現場の教員でなく、おそらく導入検討業者であることを差し引いても、ICT教育環境を整備していく上では、ネットワークに注意が必要だということであろう。
ここまでの規模でのネットワーク構築は、今の職場では5年以上先になるだろうから、まだ実感は無い。
やはり気になるのは、ホワイトボードや電子黒板、タブレットといたデバイスに関する情報
「デジタルホワイトボード」はまだ耳にすることは少ない。
Ciscoの「Cisco Spark Board」、Googleの「Jamboard」、Microsoftの「Surface Hub」は、いずれも新世代のデジタルホワイトボードのけん引役を目指している。これらIT大手3社は、デジタルホワイトボード市場に大変革を起こそうとしている。
が、これからのトレンドの変化で、大いに活躍が見込まれる製品である。
ここで紹介されているアプリの一覧は、以下のページより、会員限定で公開されていた。
一部抜粋すると、以下のようなアプリが紹介されていた。
記事の内容とは全く関係ないが、個人的には、Windowsが今後教育の現場で再注目されることは無いと諦めている。
マイクロソフトの経営方針、またメーカーの開発方針からしても、GoogleやAppleから際立って目立つメリットには期待できない。
やはり、最近のトレンドでプログラミングに対する関心は強い
記事でも触れられているが、Scratchを活用したプログラミングの授業は様々な場所で見聞きする。
MITが教育を目的として開発した環境であるため、このScratchはとても有効であろうと私も考えている。
しかし、他のサービスや製品については、まだまだであったり、供給過多であったり、小学生に特化したような幼稚なものであったりと、情報過多な状況である。
そもそも、現在の社会人で活躍している人たちは、幼年期にプログラミングになど触れずに今の能力を身につけているわけだから、世が進ませようとしているプログラミング必修には私は懐疑的である。それよりも、瞬時に場のルールを把握し、それに沿った意思決定ができる適応力を身につけるために、多様な「ゲーム」をそつなくこなせるような取り組みの方が有用でないかと考えている。
いわゆるゲーム理論や、ゲーミフィケーションを意識した取り組みに、もっと注目が集まってほしいものだ。
まとめ
いつも感じるが、バズワード的なものと、メディアに作られたトレンドに振り回される人が多いと改めて感じるランキングである。
別途まとめるが、最近のバズワードだと思っている「Bitcoin」も、早く熱が冷めて欲しいものだ。
世界がもっと生産的で建設的な情報で溢れ、メディアやメーカーに作られた情報に判断を左右されないような環境を整えていきたい。