内閣府が公開している、「平成30年版 子供・若者白書(概要版)」を読んだ。
就労状況や家庭環境に関するデータがとても興味深かったのでまとめておく。
Contents
全体
公開されているものは、以下の目次であった。
特 集 就労等に関する若者の意識
第1章 子供・若者育成支援施策の総合的な推進
第2章 全ての子供・若者の健やかな育成
第3章 困難を有する子供・若者やその家族の支援
第4章 子供・若者の成長のための社会環境の整備
第5章 子供・若者の成長を支える担い手の養成
第6章 創造的な未来を切り拓く子供・若者の応援
第7章 施策の推進体制等
特に気になったのは、特集/第3章の二つ。
特 集 就労等に関する若者の意識
過去のデータと比較すると、お金のために働く人が増えたようだ。
ただ、今の現場では、そのような意識との乖離が感じられ、母集団の状況の違いを疑ってしまう。
非正規と正規。とても気になる。非正規を続けてしまう人がどのような状況なのか、より詳しく知りたい。
第3章 困難を有する子供・若者やその家族の支援
中学生の不登校率の高さがとても心配。3%って。
これは今の現場でも感じるし、息子の通う小学校でもより感じる。
様々な家庭があるのは当然と思うが、より子供達が生活しやすい状況となって欲しい。
感想/まとめ
全体の集計を、性別で分けてくれるとさらに分析しやすくなるのに、と感じた。
これから多様化がより進んでいく中で、どのような支援を高校で実施すべきなのか改めて考えさせられる。ただ、答えがなく手探りになってしまっている部分がとても不甲斐なく思う。