最近のニュースを見ていると、教育以前の問題で、家庭環境に関する問題が浮き彫りになっていることがよくわかる。
教育系ニュースとタイトルで言いながら、家庭環境に関するテーマに注目しているのかというと、欲求段階に沿って考えれば、基本的な欲求が満たされていなければ、自己実現に向けた学習活動に関心は向かないだろうと私は考えているからだ。
では、今回紹介したいニュースたちのまとめ。
Contents
夫婦別姓「伝統を守るべき」⇒「明日からチョンマゲな」 サイボウズ・青野慶久社長の“反論への反論”が痛快すぎる
これに対して青野氏は「選択的夫婦別姓への反論への反論」と題して、ブログで自身の考えを表明。「伝統を守るべき」という意見に対して「明日からチョンマゲな」と返すなど、独特な言い回しやユーモアを交えながら答えている。
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「夫婦同姓は日本の伝統。伝統を守っていかなければならない」
⇒「じゃあ、お前、明日からチョンマゲな。人間は、すべての伝統を残すわけではありません。もし、服装・食物・住居などを江戸時代に戻されたら困りますよね。私たちは、自分が好む伝統だけを引き継ぎます。今回の提案は選択式夫婦別姓。同姓の伝統を守るもよし、別姓にして新たな伝統を作るもよし」
「教育困難大学」で大暴れする不良学生の実態 | 学校・受験 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
いわゆる進学校でない高校からの大学進学者は、推薦入試やAO入試を利用して進学する者が多いことは、これまでにも何度も述べてきた。大学を志望する生徒たちの多くは、少なくとも3年生の1学期頃からは、教師の指導に従って準備を行う。一般的には10月上旬あたりからAO入試が、11月上旬からは推薦入試が始まり、パラパラと合格が決まっていく。
すると、その頃まで自分の進路をまったく気にしていないように見えた生徒たちが、突然、担任や進路指導教員に「せんせー、俺、大学に行こっかな。親も行けっていうし」などと口にするようになる。このような生徒はおおむねこれまで教員をバカにした態度を取り続け、勉強や部活動にも熱心でなく、努力や我慢が苦手なタイプの生徒たちである。
「最近の不良は学校が大好き。真面目な子ほど不登校になっていく」学校の闇が深い件について – Togetter
友達の息子が通う中学が荒れてるらしく、勉強したい子、普通に部活したい子が次々に不登校になっているらしい。友達が「昔、不良は学校に来なかったけど、今は不良が学校を好きすぎて、朝早くから、夜遅くまでいるから困る」だそう。つまり家にいる場所がないのだと。
ひらがなも書けない若者たち ~見過ごされてきた“学びの貧困”~ – NHK クローズアップ現代+
国は「日本に読み書きができない人はいない」としてきましたが、今、その前提を揺るがす実情が浮かび上がっています。
NHKが全国800か所で行った独自調査。「お金の計算もできない」「求人票が読めない」。読み書きや計算ができないため、生活に支障を来している若者たちの存在が明らかに。
業務改善とシステム化を一緒にやってしまう「業務ハッカー」という新しい職業 | Social Change!
「業務ハック」では、現行業務の分析と見える化を行い、ボトルネックを発見し、もっとも効果的な部分から小さく始めていくことを特徴としている。そして、なんでもかんでも作るのではなく、便利なツールやプラットフォームを駆使して、もっとも費用対効果の高いところだけをプログラミングする。
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これまでの業務改善といえば、業務改善コンサルタントがいて青写真を描いて、システム開発会社が開発する、という構図だったかもしれない。一度きりの業務改善なら、それでも良かったかもしれないが、繰り返すとなると無駄が多いのだ。
だから、業務ハックでは、同じ人が業務改善とシステム化をすることになる。それをする人こそが「業務ハッカー」だ。
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「業務ハック」には”kintone”がうまく効く
kintoneは、ざっくり言ってしまえば、インターネットで使える業務用のデータベースだ。プログラミングをしなくても、ブラウザから自社の業務に適したデータベースを設計して使うことが出来る。
また、関連する記事からも一部抜粋する。
理想の働き方改革より現場の業務改善を 〜 現実的で効果的な「業務ハック」のはじめ方
業務改善こそが、現実的で、効果的で、現場でできる取り組みなのだ。
まずは業務改善をして、無駄を無くし、生産性を上げる。そこで出来た余裕を使い、さらに業務改善をしていくことが出来るし、そうして短い時間で成果が出せた時に初めて、経営として制度を変えることが効いてくる。せっかく短い時間で成果を出したのに、結局そこに仕事を詰め込むなら、現場のモチベーションは下がってしまう。
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業務改善をして生産性を上げる、そして、制度変革をして動機付けをする。そうして、やっと働き方改革が実現できるのだろう。
IT導入に失敗し続けた印刷会社の社長が出会った一冊の本
そんな井上氏に大きな転機が訪れたのは、2014年8月のこと。偶然書店で手にした1冊の書籍、「『納品』をなくせばうまくいく(倉貫 義人 著)」に衝撃を受けたという。同書はソニックガーデンのシステム開発手法とそれがもたらす成果について書かれたもの。ソニックガーデンは月額制でシステム開発を請け負い、アジャイル開発的な手法で継続的な業務改善のパートナーとしてその力を発揮している。「こんなやり方があったんだ!」と衝撃を受けた井上さんは、すぐにソニックガーデンにコンタクトを取った。
「しかしソニックガーデンはなかなかシステムを作ってくれないと言われていて、私もあの手この手でお願いしたけど作ってもらえませんでした。アナログで解決できない課題はシステムでも解決できないというのです」(井上氏)